おそらのおはなし

怒りをぶつけられなくなったらおわり。

どこかで吐き出して

ためて、吐いて

吐いたって元がどうにかならないと

どうにもならなくて

。

病院通ったって

生きるのって楽しいなんて

思ってもないこと言ってみたって

原因が消えないと

その場しのぎの薬。

いや、薬飲んだって

その場すらしのげないんだけど。

頭がまわらない

血の気が引く

嫌いなんてレベルではもうなくて

世界で一番

地獄に近いところに居させてあげたい

笑うことも無くて

身体も動かなくて

ただ空気を吸うだけ。

そういう存在に

なってほしい。

死なせてなんてあげない。

死は最大の救済。

だと思わざるを得ない社会があってね。

でも私の笑顔の裏の世界は

私だけのものなので

誰にも触れさせてなんてあげないし

私の頭の中の世界を広げたら

きっと土星のお隣くらいまでの

大きな星になるので

地球の中の人間とか言う生き物なんて

いちいち気にしてなんてあげない。

人間ってやつって

とても狡くて滑稽で

口を開けば嘘ばかりって

辞書に書いてあった気がするので

かわいそうな子もいるもんだ。